福祉会館のカウンターに現金100万円「寄付させていただきます」封筒に名前なし 市長「大切に活用させていただきたい」=静岡・磐田市

静岡県磐田市は、市に宛てて、現金100万円が匿名で寄付されたと発表しました。

磐田市によりますと11月14日、福祉会館iプラザで朝の見回りをしていた守衛がカウンターに現金100万円が入った封筒が置かれているのに気づきました。

封筒には差出人の名前が書かれておらず「お世話になりまして誠にありがとうございます。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。お体を大事にお過ごしくださいませ。寄付させていただきます」というメッセージが同封されていました。

担当者は「福祉や子育ての関係で会館の職員に相談をしにきた方なのではないか」と話しました。

市は、この寄付金を福祉基金に積み立て、広く福祉事業のために活用するということです。

草地博昭磐田市長は「物価高騰など、皆さんが厳しい生活を強いられている状況において、このようなご寄付をいただいたこと、またそのお気持ちに心より感謝申し上げます。できることなら直接、お礼を申し上げたいところですが、ご寄付いただいた方の温かい思いを受け止め、大切に活用させていただきたいと思います」とコメントしました。

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