山形、寒河江でリンゴ「ふじ」品評会 形や色、玉ぞろい、糖度は?

県産リンゴの主力品種「ふじ」を審査した品評会=寒河江市・JAさがえ西村山本所

 JA全農山形などが主催する、県産リンゴ主力品種「ふじ」の品評会が16日、山形、寒河江両市内で開かれた。山形では最優秀賞・第1席に多田正喜さん(JAやまがた)、寒河江では最優秀賞に堀勇六さん(JAさがえ西村山朝日支所)がそれぞれ選ばれた。

 いずれも1箱18個入り(5キロ)で、山形では県内各地から43点、寒河江ではJAさがえ西村山管内から27点が出品され、形や色、玉ぞろい、糖度を審査した。山形では平均16.2%、最高18.1%の糖度で、審査委員長の米野智弥県園芸農業研究所長は「小玉傾向だが、糖度は例年になく高い」と述べた。両品評会の他の主な入賞者は次の通り。(かっこ内は各JAやJAさがえ西村山各支所)

 ◇山形市  ▽最優秀賞 第2席=矢萩光春(さくらんぼひがしね)▽第3席=横沢賢一郎(山形おきたま)▽優秀賞 第1席=武田海(さくらんぼひがしね)▽第2席=フルーツサトー・佐藤道幸(さがえ西村山)太田義弘(さくらんぼひがしね)

 ◇寒河江市  ▽優秀賞=鈴木秀浩(朝日)伊藤長一郎(大江)羽柴正男(河北)

最優秀賞・第一席に輝いた多田正喜さんの「ふじ」=山形市・ぐっと山形

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