遊具塗り直し「いいいろ」に 霞城公園で山形塗装組合

遊具などの塗装を塗り直したボランティア活動=山形市・霞城公園

 山形、上山の両市の塗装業者でつくる山形塗装組合(武田市則組合長)は16日、山形市の霞城公園で遊具やベンチを塗り直すボランティア活動を行った。

 同組合の社会貢献活動の一環で、日本塗装工業会(東京)が定める「いいいろ塗装の日」(11月16日)に合わせて20年以上前から毎年実施している。51社で組織する同組合から約20人が集まった。公園内のブランコや滑り台、土管などの古い塗装をへらや研磨材を使って剥がした後、ローラーやはけで丁寧にペンキを塗り直した。参加した組合員は子どもたちが元気に遊ぶ姿を思い描きながら、遊具を生まれ変わらせた。

 同組合総務委員長の大場亮さん(49)は「市民への恩返し。塗装の仕事に目を向けるきっかけにしてほしい」と話した。

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