勢い、バランスも大事 庄内町で花卉品評会が開幕

ストックやスプレー菊などが並ぶ秋のフラワーショー=庄内町・響ホール

 庄内町の花卉(かき)品評会「秋のフラワーショー」が16日、同町の響ホールで始まり、香り豊かな花々が会場を彩っている。審査の結果、斎藤恭子さん(吉方)のスタンダードストックがグランプリに輝いた。

 町内の生産者がスプレーストック、スプレー菊、ダリアといった切り花38点、鉢物4点を出品した。県庄内総合支庁の職員や庄内地域の生花店主らが審査員を務め、花の勢いや全体のバランスなどを比べた。フラワーアレンジメントの作品23点も並んでいる。

 町と町花き振興会(池田宏志会長)が主催。展示は18日午前11時まで。この間、購入希望者を受け付け、抽選で当たった人は同日午後1~3時に同ホールで購入する。グランプリ以外の主な入賞者は次の通り。(敬称略、かっこ内は地区名) ▽金賞=押切範雄(廻館)▽銀賞=佐藤宏郎(桑田)武田美代子(家根合)斎藤信哉(吉方)工藤豊章(長畑)

© 株式会社山形新聞社