「万が一の場合、連携した対応重要」原子力災害を想定 中部電力や関連5機関と住民が連携し 訓練=静岡・御前崎市

大規模な地震などで原子力災害が起きたことを想定し、中部電力や海上保安庁などが連携した訓練が11月16日、静岡県御前崎市で行われました。

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この連携訓練には中部電力や御前崎市など5つの機関と近隣住民約20人が参加しました。

16日の訓練には、原子力災害の発生時に服用が求められる「安定ヨウ素剤」の緊急配布が初めて取り入れられ、住民などは実際の手順を踏みながら作業内容を確認しました。

また、被ばくを防ぐ効果があるとされているエアシェルターの設置体験も行いました。

<中部電力浜岡地域事務所 榊原浩之専門部長>
「万が一の災害時には、関係機関が連携して対応すること、それが重要ですので、今後もこのような訓練を通じて連携強化に努めてまいります」

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