飯豊町内の全小中学校を統合し、2026年4月の開校を目指す義務教育学校の第4回開校準備委員会が16日、飯豊町町民総合センターあ～すで開かれ、校名が「いいでの森学園」に内定したことが報告された。
町は今年7月20日～8月23日に校名を公募し、町内外から169件、名称としては98件が寄せられた。9月の準備委で3候補に絞り込み、先月の教育委員会と総合教育会議で内定した。町は町議会12月定例会に関連条例改正案を提出し、議決を経て決定される。
「いいでの森学園」の校名は▽飯豊町に生まれ育ったことを誇りに持ってほしい▽木々と多様な植物がある森のように一人一人の個性を生かした学校をつくりたい―などの願いが込められている。今後、校章も公募する。義務教育学校は置賜初で、町内の4小学校と飯豊中を再編して9年間の一貫教育を行う。
