「訓練でできないことは本番でもできない」 高速道路で大災害を想定 応急復旧訓練 広島

大規模な災害が発生し、高速道路に大きな被害がでたことを想定して、復旧訓練が行われました。

ひろしまゲートパークプラザで行われたのは、NEXCO西日本グループによる高速道路の合同応急復旧訓練です。災害が起きた時の対応力向上が目的で、土砂災害の発生と、震度6強の地震が発生した場合を想定しています。西日本高速道路ファシリティーズから若手を中心にした社員が参加しました。

被害現場の状況を把握するために、衛星通信車を使った映像伝送の訓練です。また、通信ケーブルの接続復旧訓練では、復旧の速さや安全性を競っていました。

西日本高速道路ファシリティーズ中国支社遠藤輝幸 支店長
「高速道路は重要なライフライン。災害が発生した場合、一刻も速い復旧が必要。訓練でできないことは本番ではできない。日頃の訓練が必要」

西日本高速道路ファシリティーズは災害対応力を維持・向上させるため、来年も合同訓練を実施したいとしています。

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