晩秋の港町、彩る光 酒田・日和山小幡楼

イルミネーションに彩られた日和山小幡楼=酒田市

 酒田市観光交流拠点施設「日和山小幡楼」で17日、イルミネーションの点灯が始まった。出入り口や中庭の木々をシャンパンゴールドの光が彩り、晩秋の港町を照らしている。

 施設は映画「おくりびと」のロケ地となった旧割烹(かっぽう)小幡を市が改修して整備した。同市の平田牧場(新田嘉七社長)が運営し、イルミネーションの点灯は昨年から始めた。約3万個の発光ダイオード(LED)が木々やフェンスに取り付けられ、中庭には、かわいらしい豚の電飾も置かれている。

 来年2月29日までの正午~午後10時。点灯に合わせ、施設内の「日和亭」ではイルミネーションとともに楽しめるディナーを予約制で提供している。

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