ヨシタケシンスケ「絵本が出来るまでの頭の中」 宇都宮美術館で大規模個展 原画など展示、クリスマスイブまで

発想の源となる手帳メモの前に立つヨシタケさん

 ユーモラスな作風と斬新な物の見方で人気の絵本作家ヨシタケシンスケさんの初の大規模個展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が宇都宮美術館で開かれている。原画だけでなく作品のアイデアスケッチ、コレクションなどを展示。ヨシタケさんは「絵本が出来上がるまで頭の中で何が起きているのか、ぐちゃぐちゃした状態を楽しんでほしい」と話している。

 ヨシタケさんは1973年、神奈川県生まれ。会社員やイラストレーターを経て2013年に「りんごかもしれない」で絵本作家デビュー。「もうぬげない」「おしっこちょっぴりもれたろう」などの話題作を発表し続けている。

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