京都サンガのコーチが指南、親子サッカー教室 「お父さんに負けたけど楽しかった」

芝生のグラウンドで懸命にボールを追いかける参加者たち(宇治市広野町・府立山城総合運動公園)

 サッカーJ1京都サンガFCのコーチが教える親子サッカー教室がこのほど、京都府宇治市広野町の府立山城総合運動公園(太陽が丘)で開かれた。さわやかな秋空の下、参加者は芝生のグラウンドを駆け回り、汗を流した。

 サンガと同公園を管理する府公園公社が毎年春と秋に開催している。5歳から小学4年までの子どもと保護者約40人が参加した。

 鬼ごっこやキャッチボールで体をほぐした後、ペアでパスやドリブルの練習に取り組んだ。サンガのコーチは「ドリブルで曲がる時は細かく触れることを意識して」などとアドバイスしていた。

 ミニゲームでは、子どもがゴールを決めると飛び跳ねて喜んでいた。京田辺市の小学3年(9)は「お父さんに(ゲーム形式の)ドリブル練習で負けて悔しかったけど、面白かった」と笑顔だった。

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