「逆さ紅葉」季節を映す 江迎・寿福寺で24日まで 長崎県佐世保市

アクリル板に映り込む逆さの姿とともに、庭園のモミジを眺める「逆さ紅葉」=佐世保市、寿福寺

 長崎県佐世保市江迎町の寿福寺(松園光基住職)で、日本庭園の紅葉がアクリル板に映る「逆さ紅葉」が一般公開されている。24日まで。住民手づくりの花手水を同寺周辺に飾り、客を出迎える「笑迎WEEK」(11~26日)の一環。
 旧本堂に10畳分のアクリル板を敷き、見る角度によって日本庭園が姿を変えて映し出される。5月の「逆さ新緑」とともに定着。バスツアーに組み込まれるなど、市内外から多くの参拝客が訪れている。
 松園住職は「季節の移り変わりを楽しみ、自分自身を見詰め直す機会にもしてほしい」と話す。一般公開は正午~午後4時。拝観料500円。

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