日本銀行広島支店は、県内の景気について「緩やかに回復している」との判断を示しました。
11月の「金融経済月報」で示したもので、「緩やかに回復している」との判断は先月に続いて2ヶ月連続です。
百貨店の売上高は「横ばいの動きになっている」とみる一方、スーパーは「物価上昇の影響を受けつつも底堅く推移している」としています。
旅行の取扱額は、主要観光地を訪れる客が緩やかに増加し「回復基調にある」と判断しています。
生産は自動車が「供給制約の影響が和らぐもとで持ち直し基調にある」とみています。
日本銀行では「先行きの景気は徐々に改善に向かうことが期待されるが、物価動向などを注視していく必要がある」としています。