東京五輪にも出場したウェールズの主将、チェルシーMFイングルがFAWSLの最多出場記録を更新! 184試合達成に「チェルシーで達成できて光栄」

ウェールズ代表としても活躍するイングル[写真:Getty Images]

チェルシーに所属するウェールズ女子代表MFソフィー・イングル(32)が偉業を達成した。

イングル擁するチェルシーは18日、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)でリバプールをホームに迎えた。

なでしこジャパンのMF長野風花もリバプールの中盤で先発出場した一戦。イングルもアンカーとして先発出場すると、これがFAWSL通算184試合目の出場に。史上最多記録を更新した。

イングルはバーミンガム・シティやトッテナムでプレーしたイングランド人DFケリス・ハロップが持つ記録を更新。2023年8月に現役を引退したレジェンドだが、イングランド女子代表経験はなかった。

一方のイングルはウェールズ女子代表として120試合以上に出場。東京オリンピックのイギリス女子代表にも選ばれ、ウェールズ人として唯一の選出を受けていた。

クラブキャリアは、カーディフ・シティやチェルシー、ブリストル・アカデミー、リバプールに在籍。2018年から再びチェルシーに戻りプレーを続けている。

すでにFAWSLで4回の優勝を経験。女子FAカップでも3回、女子リーグカップでも1回優勝を果たすなど、タイトルにも恵まれたキャリアを歩んでいる。

イングルは今回の新記録樹立にコメントしている。

「素晴らしい記録を達成した。私はこのリーグに何年もいるし、私の年齢がそれを示していると思う」

「特に、このチェルシーのようなクラブで目標を達成できたことが光栄よ」

「何年もリーグに所属しており、年々難しさは増している。でも、自分にとっては素晴らしい成果だわ」

イングルの184試合は、チェルシーで115試合、リバプールで42試合、ブリストル・アカデミーで27試合の内訳に。これまで8ゴール16アシストを記録している。

また、2023年の3月には、大英帝国勲章(OBE)を受章した。

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