庄内地域で冬の観光いかが 鶴岡駅、キャンペーン開幕セレモニー

庄内地域の地酒が振る舞われた開幕セレモニー=鶴岡市・JR鶴岡駅

 庄内観光コンベンション協会の観光キャンペーンが来月1日に始まるのを前に、鶴岡市のJR鶴岡駅で19日、開幕セレモニーが行われた。羽越本線の観光列車「海里」の乗客に、庄内地域の地酒などが振る舞われた。

 12月から来年3月までのキャンペーン「アナタへおくる冬ものがたり」は、冬の誘客強化を目的に、各地の「寒鱈(かんだら)まつり」やJR東日本、全日本空輸(ANA)などが連携したイベントを展開する。

 セレモニーは庄内5市町の関係者ら約30人が出席し駅構内で実施した。同協会副会長の村山朋也県庄内総合支庁長が「皆さんと力を合わせ、冬の誘客を盛り上げていきたい」とあいさつ。酒田―新潟間を運行する海里を羽黒太鼓の演奏で出迎え、一時下車した乗客は記念撮影などを楽しんだ。

 期間中はスタンプラリーや記念品贈呈を予定しており、ハンドブックを2万部作製。主要な観光施設、駅や空港で配布するという。

© 株式会社山形新聞社