熱々が美味、令和鍋合戦 地元の天童南部小が最高賞

熱々を求め、多くの人でにぎわった令和鍋合戦=天童市・県総合運動公園中央広場

 県内外の創作鍋が集まる「令和鍋合戦」が19日、天童市の県総合運動公園中央広場で開かれた。山形、宮城、福島、新潟の4県から23種類の鍋がエントリーし、最高賞の「鍋将軍」に天童南部小の「ステップアップ豆乳鍋」、2位の「鍋の局(つぼね)」に山形商工会議所青年部地域交流委員会の「北陸産ズワイガニ白子鍋」が輝いた。

 天童商工会議所が主催し29回目。秋晴れの空の下、遠藤哲也天童商議所青年部会長の「いざ出陣」の号令で幕が開け、来場者は目当ての鍋に列を作り、熱々を頬張っていた。1杯400~700円で販売し、来場者の投票で上位5品が選ばれ、ゲストでタレントのミッチーチェンさん(天童市出身)らによる審査で順位が決まった。

 家族3人で訪れた山形南小1年の細矢類君(6)は「ズワイガニの鍋が豪華でおいしかった。次は何を食べようか迷う」とイベントを満喫していた。

 天童市内の飲食店約40店が参戦する、食べ歩き型のイベント「令和鍋めぐり」も来年1月15~28日に開催する。鍋を食べて応募すると、抽選で豪華賞品が当たる。

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