フィンランド生まれのニュースポーツ「モルック」の交流試合と体験会が11月18日、亀岡運動公園競技場(京都府亀岡市曽我部町)で開かれた。子どもから大人まで一緒になって、白熱した試合を繰り広げた。
ルールは「モルック」と呼ばれる木の棒を投げ、3~4メートル先にある1から12までの数字が書かれた棒「スキットル」を倒す。得点は倒した本数によって変わり、ぴったり50点になったチームが勝ちとなる。
交流試合は市内では初開催で、20チームがエントリーした。目当てのスキットルに向かってモルックを下手で投げ、狙い通り倒れると歓声と拍手が起きていた。
体験会には家族連れら24人が参加。スタッフに助言をもらいながら、珍しい競技に触れていた。安詳小学校4年の男児(10)は「投げるのは簡単だけど集中力がいる。50点ぴったりを出せてとてもうれしかった」と笑顔だった。
市スポーツ推進委員協議会が月1回開いている「ふれあいスポーツ・デー」の、今月の催しとして実施した。