グラナダの22歳新星FW、早くもプレミア&ブンデスクラブが熱視線 早期獲得で狙えるメリットとは?

写真:グラナダで躍動するB・サラゴサ ©Getty Images

グラナダに所属するスペイン代表FWブライアン・サラゴサが国外クラブから注目を集めている。

現在22歳のB・サラゴサは、グラナダのユース出身。昨季は公式戦36試合に出場して5ゴール1アシストを記録し、今季はラ・リーガ1部で13試合に出場して5ゴール2アシストをマークするなど躍動している。

切れ味鋭いドリブルで左サイドを切り崩すB・サラゴサには、必然的に数多くのビッグクラブが関心を寄せるようになった。スペインメディア『Relevo』によると、プレミアリーグとブンデスリーガのクラブが同選手の獲得に乗り出している模様だ。

今冬の移籍市場でB・サラゴサ獲得を狙っているプレミアリーグのクラブとは、現在11位と中位を維持しているブレントフォードだ。『Relevo』によると、ブレントフォードは「選手の特長がプレミアリーグに完璧に適応できる」と考えているようだ。

一方、ブンデスリーガからはライプツィヒが新星に熱い視線を注いでいるという。リーグ戦では4位につけ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもマンチェスター・シティに次ぐ2位でグループステージを突破し、決勝トーナメント進出を決めている。ライプツィヒは、現在800万ユーロ(約13億円)となっているB・サラゴサの市場価格が今後さらに高騰すると見ており、高値での売却に成功したクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ/イングランド)やハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ(リヴァプール/イングランド)に続く存在になると考えている。

今年5月にグラナダとの契約を延長したB・サラゴサは、2027年6月30日で契約が期限切れになる。ブレントフォードやライプツィヒのような、市場価格が安価なうちに獲得して将来的な“上がり幅”を期待するクラブは、今後もさらに増えそうだ。

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