大幅ステップアップ? レアル・マドリードがアンチェロッティの後任候補のデ・ゼルビと接触

写真:名将グアルディオラから高い評価を受けているデ・ゼルビ監督

昨シーズン、ブライトンをクラブ史上初のヨーロッパリーグ出場権獲得に導いたロベルト・デ・ゼルビ監督、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督から「ここ20年で最も影響力のある指揮官の1人だ」と高い評価を受けるなど、その手腕に注目が集まっている。

そのデ・ゼルビ監督を招聘したいと考えるチームはプレミアリーグだけにとどまらず、スペイン『Sport』電子版によると、レアル・マドリードがカルロ・アンチェロティ監督の後任候補の1人としており、デ・ゼルビ監督とコンタクトをとっているという。

レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロティ監督は現行の契約が2024年6月までとなっており、クラブはアンチェロッティ監督に2年の契約延長オファーを準備しているというが、ブラジルサッカー連盟からの強い関心を寄せられていることもあり、交渉は難航しているという。

レアル・マドリードはセルヒオ・ラモス、マルセロ、カリム・ベンゼマといった長らくチームを支えたベテランに別れを告げチームの若返りを図っている。近年の補強は将来有望な若手選手への投資が中心となっており、ブライトンで若手を多く起用し魅力的なサッカーを志向するデ・ゼルビ監督のスタイルはレアル・マドリードの今後のプロジェクトと合致する。

しかし、デ・ゼルビ監督との交渉は未だ初期段階にあるといい、現段階では具体的な話はされていない。シャビ・アロンソ、ラウール・ゴンサレス監督就任などの噂もあるが、どれもアンチェロティ監督の契約延長交渉次第ということになりそうだ。

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