全米R指定の爆笑ど下ネタ”犬”コメディ日本公開中!野良ワンコが森久保祥太郎ボイスでストリートのルールを伝授する『スラムドッグス』本編映像

『スラムドッグス』© UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

アメリカでR指定のペットコメディが日本上陸

『テッド』のユニバーサル・スタジオが贈る最新作『スラムドッグス』が、2023年11月17日(金)より全国公開中だ。

このたび、主人公のレジー(声:ロバート/秋山竜次)が、ノラ犬界の先輩であるバグ(声:森久保祥太郎)にストリートの生き方を学ぶ、ダーティな本編映像が公開された。

飼い主に捨てられた犬たちの仁義なき復讐

犬が主役の映画といえば感動的なストーリーが王道だが、『スラムドッグス』は犬たちのダーティな本音(?)をぶっちゃけた新感覚わんこコメディ映画。性格がクソすぎる飼い主に捨てられた個性的な犬たちが結束し、”チ◯コを噛みちぎる”というストレートに物理的な復讐を果たすまでのドタバタ珍道中を爽快に描く。

『スパイダーマン:スパイダーバース』や『LEGO® ムービー』シリーズなど大ヒット作を手掛けてきたフィル・ロード&クリストファー・ミラーがプロデューサーを務め、ボイスキャストには『俺たち』シリーズのウィル・フェレル、アカデミー賞俳優であり『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のジェイミー・フォックス、『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー、『アントマン』シリーズのランドール・パークら、一流俳優たちが集結している。

元飼い犬がストリートで生き抜くためのルール

このたび公開された本編映像は、クソ飼い主のダグに捨てられたばかりのボーダー・テリアのレジーが、ノラ犬界のカリスマ的存在であるボストン・テリアのバグに、ストリートでの生き方を教えてもらう場面。バグがレジーに教えた”ルール”は以下の2つだ。

1つ目のルール:「欲しいものには小便かけろ」

バグいわく、かけたら全部自分のものになるのだという。レジーは「僕、ノラじゃない……」とボヤきながらも、とりあえず側にあった街灯に恐る恐る近づいていき、シーッと自分のものにしたのだった。

2つ目のルール:「やりたきゃなんでもやっちゃっていい」

いきなり「お前、ハメたことあんのか?」とレジーに問いかけるバグが紹介した”直近のお相手”は、なんと道端に置かれたボロボロの汚ソファー。「エグいんだ、こいつ」というバグの言葉に呆然としながらも、レジーはストリートで生きる術(?)を素直に学んでいくのだった。

ジェイミー・フォックス「礼儀知らずのユーモアと深い思いやりが紙一重に存在している」

主人公のレジーは陽気で楽観的なタイプで、とにかく飼い主のダグが大好きだった。そのため、ダグによって理不尽に家から遠い場所へ捨てられてしまった際も、少しの間だけ路上で生活することになったのだと考えていた。しかし、ノラ犬のバグに出会い”飼い主に捨てられ”たという厳しい現実を突きつけられるにつれ、レジーは路上で出会った仲間たちを信用し始め、リードに縛られない生活の美しさを見出していく。

今回レジーを演じたのは、実際にはメス犬のソフィー。製作者たちはソフィーがオスに見えるように、時にはCGでオスの特徴を付け加えなければならなかったという。字幕版で声優を務めたウィル・フェレルは、レジーについて「レジーは半分入っているグラスを見て、“まだ半分もある”と思うような優しい犬なんだ」と話す。

そんなレジーを野良犬の世界へと導いていくボストン・テリアのバグはノラ犬歴が長く、早口で毒舌かつ場所を問わず欲情しがち、というキャラクター。しかし、バグを演じたベニー自身はとても可愛らしく勤務態度があまりにも良かったため、“ビジネス・ベニー”というあだ名が付けられたという。

バグの字幕版声優を務めたジェイミー・フォックスは長年アニメーション作品で声優を務めてきたが、監督のジョシュ・グリーンバウムや脚本のダン・ペローと行った本作への取り組みは独特だったという。

フォックスは「二人の力によって、礼儀知らずのユーモアと深い思いやりが紙一重に存在していることに感動した。この映画はぶっ飛んでいて、面白く、いかがわしさもありながら、思いやりに溢れる作品でもある。観客はそんな所に惹かれると思うよ」と本作の魅力について語っている。

『スラムドッグス』は全国公開中

「ピーターラビット イッキ観!」はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2023年12月放送

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