米沢市の天元台高原スキー場が22日にプレオープンする。21日午後3時現在、積雪は30センチほどで、しらかば、しゃくなげの両ゲレンデの一部がオープンする。
スキー場の運営会社・天元台(山田長一社長)によると、昨年は12月9日に一部営業を始めたが、今年は圧雪しても滑走可能な積雪量が確保できたことから、当初の予定通りプレオープンする。
本格的な冬シーズン到来を控え、21日にはロープウエーのゴンドラが動かせなくなった状況を想定し、乗客の救助訓練を天元台ロープウェイ湯元駅付近で行った。山田社長は「11月から営業できることは大変ありがたい。シーズンを通し、利用客の安全確保、従業員の事故防止を図っていく」と述べた。