電撃引退のダビド・シルバが明かす現在の生活「ラ・レアルの試合を見て楽しんでいる」

写真:残念な形での引退となってしまったD・シルバだが、現在は家族との時間を楽しんでいるようだ ©Getty Images

7月19日のトレーニング中に左ヒザに前十字靭帯断裂の大ケガを負い、これが原因で現役引退することになった元スペイン代表MFダビド・シルバがスペイン『マルカ』紙電子版のインタビューに応じ、現在の生活について語った。

シルバは「(レアル・ソシエダのホームタウンである)サン・セバスティアンが大好きで、チームで過ごした3年間も素晴らしいものだった」と語り、「ここに来たのは正解だったし、家族も喜んでいる。多くの人が感謝を示してくれた」とレアル・ソシエダで過ごした日々を回顧。

彼自身はカナリア諸島の出身であり、バレンシアで長く過ごしていたこともあるが、今もサン・セバスティアンに滞在しているという。

「僕たちに対して多くの愛情を示してくれた。だからこそ、僕らはサン・セバスティアンに留まり、ここでヒザの回復に努めることに決めた。もう1年間プレーするためにいろいろなプランを練っていたから、子どもたちの学校の手続きも進めてあったんだ」

そして引退の要因となった左ヒザの状態については「本当に順調に進んでいる」と語り、「今の僕にとってはヒザの回復が最優先事項であり、他のことは考えていない」としている。

また、レアル・ソシエダの試合を見るのが楽しみの一つであるようで、「彼らはとてもいいプレーをしている。子どもたちと一緒にいない時は、ラ・レアルの試合を見て楽しんでいるよ」と語った。

また、自身の将来については次のように語っている。

「何が起こるのかは分からない。ここにもう1年、滞在するのか、カナリア諸島に戻るのか、それとも別の場所に行くのか……すべての可能性は否定しないけど、それについて今は何も考えていない。家族と相談して決めなければならないことだけど、今は何も決まっていない。サッカー界に関わっていくかどうかも決めていないんだ」

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