トッテナムのポステコグルー監督「人間がやることなので欠点は存在する」 審判に対する振る舞いについて語る

写真:トッテナムを率いるポステコグルー監督

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、選手や監督たちは審判に対する態度や行動を改善する必要があると考えている。

ポステコグルー監督はプレミアリーグ第11節トッテナム vs チェルシーの試合で、監督キャリア初となるイエローカードを提示された。抗議により警告を受けたポステコグルー監督は「警告を受けたことは恥ずかしかった」と語り、審判に対する振る舞いを改めるべきと自身の見解を語った。イギリス『デイリー・メール』電子版が報じている。

「フットボールに携わっている人なら誰でも、自分たちに不利になる判定、もしくは利益を得た判定をされたことがあるだろう。私たちはそれがフットボールの一部であることを理解している。そして、それがフットボールの素晴らしさだ。人間がやることなので欠点は存在する」

「もう一度、原点に振り返ってみよう。ジュニアレベルの現場で、若い審判たちはどのように振る舞っているだろうか。子供たちが何らかの道を外れてしまったら、対処をする必要がある。言うだけなら簡単だが、(トップレベルの現場にいる)私たちは模範を示すべき存在でなければならない」

「私は誰よりも負けず嫌いだ。私は勝ちたい。審判の判定が不利に働き、試合が壊れてしまうことは嫌いだ。しかし、審判の判断を尊重しなければならない。そうしなければ、審判のいる意味が無くなってしまう」

またポステコグルー監督は、VARの導入が審判の役割を難しくさせたと感じており、以下のように語った。

「我々の試合は、VARという外部からの目で判定を下されることになった。そしてVARの導入後、審判の権限が小さくなった。私は審判が試合を裁くことについて考えている。なぜなら、今は審判のあらゆる判定が疑問視されるからだ。権限を無くしてしまった審判は選手に対してどのように振る舞えばいいのだろか」

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