味覚センサーで分析 長崎県産酒のおいしさ「見える化」 東京・日本橋長崎館で魚料理と試飲・試食イベント きょうから

県産酒の試飲イベントを前に開かれたマスコミ向け説明会=日本橋長崎館

 味覚センサーを利用して長崎県産酒の味わいを分析し、相性の良い魚料理と合わせて提供する試飲・試食のイベントが23日から、東京都内の県アンテナショップ「日本橋 長崎館」で開かれる。26日まで。
 長崎の酒と魚料理のペアリングを気軽に楽しんでもらい、本県の食の魅力を広く発信しようと県が企画。22日にはイベント開催を前にマスコミ向けの説明会があった。
 イベントでは、県内で製造される日本酒と焼酎計20種が対象。食品に含まれる特定の成分を感知する味覚センサーを用いて「うま味」「苦味」「酸味」「渋味」などを数値化し、本県ならではの料理との相性を紹介する。試食品として塩サバやイカの塩辛など4品を提供する。
 県の担当者は「県産酒のおいしさを『見える化』した。酒と魚料理が互いを引き立てるペアリングで、長崎の食の魅力をさらにアピールしたい」と話した。
 試飲・試食会は正午から午後6時半まで。無料。

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