足利「サイクルフェスタ」に県内外から137人 銀輪のんびり、自然満喫

エコアールグリーンプラザを出発する参加者たち

 【足利】地域活性化に向けたサイクルツーリズム事業に取り組む市が主催するサイクルイベント「Vèlo.Ashikagaサイクルフェスタ2023」がこのほど、岩井町のエコアールグリーンプラザを発着点に開かれた。昨年に続き2回目の開催で、県内外から137人が参加した。

 コースは、自然豊かな市北部の勾配ある山道を走る「北部中山間地域コース」(37キロ)と、あしかがフラワーパークなどのスポットに立ち寄りながら、渡良瀬川堤防上のサイクリングロードを走る「渡良瀬川サイクリングコース」(21キロ)の二つが設けられた。

 やや強い風が吹く中、参加者はグループごとに同プラザを出発。自然や観光名所を満喫しながら、約3時間のサイクリングを楽しんだ。市と包括連携協定を結ぶ自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の選手らもガイドライダーとして随行した。

 中山間コースに参加した第二中2年和久井善(わくいぜん)さん(14)は「登りはきつかったが、下りはスピードが速く楽しかった」と話した。

© 株式会社下野新聞社