住宅全焼の火事相次ぐ 女性1人が重傷 広島・熊野町と福山市

23日の未明から朝にかけて、広島県の熊野町と福山市で住宅などが焼ける火事があり、女性1人が重傷を負いました。

火事があったのは、熊野町城之堀8丁目の住宅です。警察と消防によりますと、23日午前0時半ごろ、近所の人から「2階建ての建物から炎が見える」と消防に通報がありました。消防車16台が出て消火にあたり、火はおよそ2時間半後に消し止められました。

この火事で木造2階建ての住宅およそ420平方メートルと隣接する納屋が全焼しました。住宅には80代の母親と50代の娘が住んでいましたが、母親が顔や首などをやけどし、重傷だということです。

一方、福山市水呑町では23日午前6時半ごろ木造2階建ての住宅から出火。この住宅およそ140平方メートルと、隣接する木造2階建ての住宅およそ120平方メートルが全焼しました。

出火した住宅には50代の息子、隣接する住宅には80代の母親が住んでいましたが、息子は外出中、母親は逃げて無事だったということです。

© 株式会社中国放送