パレスチナのガザ地区で続く戦闘で多くの民間人が犠牲になっていることから広島・神石高原町などが町民集会を開きました。
集会は22日夜、神石高原町役場の前で行われ、町民らおよそ150人が集まり、戦争への反対を訴えました。冒頭、参加者は戦闘で犠牲になった人々へ黙とうを捧げました。
神石高原町 入江嘉則 町長
「一番大切な命を奪う行為はすぐにやめてほしい。この強い願いがロシア、ウクライナ、また中東の人々に少しでも伝わることを願って」
また、参加者からはイスラエルの閣僚がガザ地区への核攻撃も「選択肢」と発言したことへの強い非難の声も上がりました。
このほか、地元を拠点に活動するNPO法人ピースウィンズ・ジャパンでガザ地区からエルサレムに撤退している駐在員とオンラインで結び、給水や食料支援活動について話を聞きました。
最後に「集会宣言」が読み上げられました。
神石高原町職員労働組合青年部長・松村学さん
「今、起こっている世界のすべての戦争について、人道の危機として対処されることを強く要求する」
町民集会は2022年3月にロシアのウクライナ侵攻を非難したのに続き2回目でした。