沖縄伝統の工芸品を集めた展示会 琉球王国として独自の文化を形成 染物や織物など約200点を展示

沖縄伝統の工芸品を集めた展示会が愛知県豊田市で開かれています。

これは、琉球王国として独自の文化を形成してきた沖縄の工芸品を紹介するもので、会場には染物や織物、漆器など約200点が展示されています。

このうち「紅型(びんがた)衣装」は風通しを良くするため、南国ならではのゆったりした作りが特徴で、動物や風景など沖縄の豊かな自然を表す様々な文様が描かれています。

また、伝統の埋葬法である「洗骨(せんこつ)」に用いる壺「厨子甕(ずしがめ)」は清めた骨を納めるもので、沖縄固有の美術的な価値が評価されています。

ほかにも琉球張り子など様々な工芸品が展示され、訪れた人たちは興味深げに見入っていました。

この展示会は豊田市民芸館で12月3日まで開かれています。

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