新設校名は大船渡中 末崎中と統合、25年4月に開校

 

 岩手県大船渡市の大船渡中(生徒125人)と末崎中(同68人)の統合について、保護者らでつくる推進協議会(川原夕輝会長)は新設校の校名を「大船渡中」に決めた。2025年4月の開校に向け、今後は校歌や校章、制服などの議論を重ねる。

 同市大船渡町のおおふなぽーとで20日夜、会合が開かれ、委員ら約30人が出席。校名に関する専門部会が示した「大船渡」と「大船渡南」の2案から、各委員の意見を踏まえて「大船渡」を選んだ。

 委員らは▽校章は市の木の松が入った末崎中のものか、松をモチーフにする▽校歌は新しく作成する―との方向性を確認。事務局が案を示した上で次回以降、協議する。新設統合校は市の計画に基づき、現在の大船渡中の校舎を活用する。

© 株式会社岩手日報社