200回目は「愛宕神社・浮嶋八幡神社」コース 26日に泉都ウオーク【大分県】

200回コースの下見に参加するウオーキング愛好者=日出町大神の愛宕神社
200回コースの下見に参加するウオーキング愛好者
泉都ウオークの200回目のコースについて説明する古荘喜一会長

 【別府】別府湾ウオーキング協会(古荘喜一会長、50人)のウオーキング大会「泉都ウオーク」が26日、200回を迎える。参加者が楽しめるよう季節ごとにテーマやコースを工夫しており、協会は「ウオーキングで元気を保っていこう」と参加を呼びかけている。節目の大会は「愛宕神社・浮嶋八幡神社」コース(日出町、杵築市)を歩く。

 NPO法人県ウオーキング協会の別府湾支部(別府、杵築、日出、国東4市町)として2007年に発足。毎月、泉都ウオークを開催している。当日、都合の悪い人のため、約1週間前の「下見」に参加できるようにしている。

 別府湾エリアだけでなく近郊の宇佐市などのコースも用意。当初は10キロだけだったが、負担の少ない5キロもつくった。

 月ごとに季節を感じるテーマを設定し、「欲張り5社初詣」「深読み杵築ひいな祭り」など大会名も工夫している。防災意識を高める「大津波・大地震」「溶岩・土石流の道」などのコースもある。

 参加者は毎回、本番と下見を合わせて150人前後。多いときは200人を超える。

 200回となる「愛宕神社・浮嶋八幡神社」コースは愛宕神社を発着し、JR大神駅前、浮嶋八幡神社、湊崎稲荷社などを歩く。18日の下見には約70人が参加。小雨模様の中、秋の田園風景を楽しんだ。

 古荘会長(82)は「ウオーキングは道具も必要なく何歳からでも気軽にできる。健康向上だけでなくストレス発散にもなる」と話している。

 参加は当日受け付ける。一般400円(県ウオーキング協会員は300円)、高校生以下100円。問い合わせは同協会事務局(070.5461.1148)。

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