「カッコ良すぎる」「これはすごい!」シーズン40試合に出場しながら国家資格取得、 「人生で1番勉強した」と明かす長崎DF櫛引一紀にファンも驚き

宅建に合格した櫛引一紀[写真:©︎J.LEAGUE]

V・ファーレン長崎のDF櫛引一紀が国家資格を取得したことを報告した。
【写真】J2で40試合に先発した櫛引一紀がシーズンを戦いながら取得した「宅建」の合格証書

今シーズンは明治安田生命J2リーグで40試合に出場し6得点を記録していた櫛引。チームはJ1昇格プレーオフに向けてわずかに届かなかったが、上位を争ったチームの主軸として活躍していた。

その櫛引は23日に自身のX(旧ツイッター)を更新。宅地建物取引士試験(宅建)の合格証書を投稿し「人生で1番勉強した。」とコメントを寄せていた。

宅建とは、宅地や建物の売買、交換や貸借などの取引を取り扱える不動産取引のための資格。合格率は15〜18%とされ、毎年3〜4万人が合格している。

櫛引が受けた令和5年度の試験では、23万3276人が受験し、4万25人が合格。合格率は17.2%だった。

5人に1人は受からないという合格率。他の国家試験に比べれば合格率は低くないが、プロサッカー選手としてシーズンを戦いながら対策の勉強を続けてきたことを考えれば偉業とも言えるだろう。

ファンは「おめでとう」と祝福する他、「点だけじゃなく資格も取るのか」、「目指せ不動産王」、「これはすごい!」、「同じ受験会場にいたのか」、「プロ選手の本気は凄い」、「簡単じゃないのよ」、「カッコ良すぎる」と驚きのコメントとエールが寄せられている。

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