J3で下位低迷の讃岐が米山篤志監督の続投を発表、社長が続投を説明「米山監督に託することが一番」

今季から讃岐を指揮している米山篤志監督[写真:©︎J.LEAGUE]

カマタマーレ讃岐は24日、米山篤志監督(47)との契約更新を発表した。

米山監督は、ヴェルディ川崎や川崎フロンターレ、名古屋グランパス、栃木SCでプレー。引退後は指導者の道を進んでいた。

Jリーグでは名古屋のスクールコーチや川崎F、FC町田ゼルビアのコーチを務めており、今シーズンから讃岐で監督に就任していた。

チームは残り2試合の時点で勝ち点43の16位。下位でシーズンを終えることとなったが、続投する米山監督はクラブを通じてコメントしている。

「2024シーズンも引き続き監督を務めさせていただきます。来季もカマタマーレ讃岐に関わるすべての皆様と共にJ2昇格への挑戦ができることに感謝しております」

「今季は満足のいく結果を出すことができませんでしたが選手、スタッフと一年がかりで作り上げてきた無駄を削ぎ落としたシンプルで力強いスタイルを貫けばどんな相手にも引けを取らないという実感を持てるようになってきました」

「残りの2試合と来季に向かうにあたってはその実感を結果に結びつけることに全力で向き合いながら戦っていきます。引き続きのご支援と熱いご声援をよろしくお願い致します」

また、池内秀樹 代表取締役社長も米山監督の続投の理由を説明している。

「今季、J2昇格を目標に掲げ、クラブ一丸となって戦いましたが、目標に届きませんでした。現在の順位は、決して満足できるものではありませんが、1月に始動して以来、チームは着実に成長している実感があります。その中心には米山監督がいて、日々選手と真剣に向き合い、成長させてくれています」

「今季果たせなかったJ2昇格を果たすには、毎日、勝利のためにがむしゃらにサッカーに向きあうチームづくりを来季も米山監督に託することが一番と考えました」

「そしてそのチームを支えるために、クラブ全員がJ2昇格を本気でめざし、今やるべきことに専心します。来季がすばらしいスタートを切れるよう、今から精一杯取り組みます」

「「ひたむきに、クレバーに、一つになって戦う」。どうぞ来季も私たちと一緒に戦ってください。引き続き応援をお願いします」

© 株式会社シーソーゲーム