「タイムスリップした気分」 どこか懐かしい“昭和の秋”の風景 廃校になった校門前の“石橋”と“紅葉”

今から53年前に廃校になった、愛知県新城市にある旧門谷(きゅう・かどや)小学校。

校庭に子どもたちがいなくても、秋はやってきます。

(訪れた人)
「すごくきれいです。思ったよりも赤く染まっていて、来て良かったなと思います。少しレトロな感じ」

「校舎と紅葉があっていて、味があっていいなと」

そんな景色を求めて、11月23日にも大勢の人がやってきました。

(旧門谷小学校を管理する山下修市さん)
「昔の田舎の学校の雰囲気を味わっていただきたい。ただここに存在するだけでは、あまり意味がないような気がするので、これをいかに活用していただくか。維持管理できるような態勢を作っていくというのが大事かなと」

地元の人たちによって、みんなが楽しめる憩いの場所に。

(訪れた人)
「娘と孫たちを一緒に連れてきた。『ここがじいちゃんの通った小学校だよ』と中で説明してきた。これはいつまででも自慢できる」

自慢できる風景は、古い校舎の他にも…

校門前の小川にかかる“石橋”と“紅葉”です。

(訪れた人)
「小川と石橋と紅葉の3色のコントラストがとってもきれい。タイムスリップした気分になる」

令和に残るどこか懐かしい昭和の秋の風景。ことしは、後少しだけ見られそうです。

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