「光の森」華やかに 寒河江・音と光のファンタジア試験点灯

幻想的な光景が浮かび上がった試験点灯=寒河江市・最上川ふるさと総合公園

 イルミネーションと音楽を組み合わせたイベント「やまがた音と光のファンタジア」の開幕(25日)を前に、試験点灯が24日、メイン会場となる寒河江市の最上川ふるさと総合公園で行われた。約7万2千個の発光ダイオード(LED)が華やかに「光の森」を彩った。

 寒河江西村山1市4町などでつくる実行委員会が主催し、3回目。高さ約10メートルの塔が連なり、大きな花をイメージしたフォトスポットなどが設けられた。歌手・女優の中島美嘉さん、山形市出身のシンガー・ソングライター朝倉さやさんの楽曲に合わせ、光の色彩が変化。試験点灯には実行委関係者などが訪れ、雨が降る中で光と音のショーの内容を確認した。担当者は「素晴らしい仕上がりになっている。演出を最後まで楽しんでほしい」と手応えを語っていた。

 25日は午後5時半から同公園で点灯式が行われる。イベントは来年1月8日まで。各市町に設けられるサブ会場と合わせ、午後5~10時を基本に点灯させる。

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