韓国からようこそ山形へ 庄内空港、4年ぶりチャーター便再開

チャーター便で庄内空港に降り立った韓国からの観光客=酒田市

 庄内空港と韓国・仁川国際空港を結ぶ国際チャーター便の第1便が24日、到着した。県によると、新型コロナウイルス禍で、庄内空港発着の国際チャーター便の再開は4年ぶり。約170人が降り立ち、3泊4日の日程で県内観光を楽しむという。県や地元5市町の観光関係者らが出迎え、県産米など歓迎の品を手渡した。  チャーター便はアシアナ航空が運航し、庄内行きは満席だった。庄内空港では横断幕を掲げ、地元のゆるキャラ、山伏らと歓迎した。母と降り立った女性(29)は「庄内は初めて。温泉に入るのを楽しみにしている」と話した。酒田市内で山居倉庫なども巡る予定だという。  折り返しの便では、約130人が3泊4日の日程で韓国に飛び立った。出発前には空港でセレモニーを行い、国井英夫庄交コーポレーション社長、金要燮(キムヨウサプ)駐仙台韓国総領事らがあいさつ。テープカットしてチャーター便の復活を祝った。

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