小山怜央四段が指導対局 陸前高田でふれあい将棋フェスタ

三面指しで指導対局に臨む小山怜央四段(右)

 ふれあい将棋フェスタは23日、ゲストに岩手県初の将棋のプロ棋士、小山怜央四段(30)=釜石市出身=を迎え、陸前高田市高田町の高田松原津波復興祈念公園管理事務所で開かれた。

 小学生から80代まで県内外の約30人が参加。持ち時間各15分の交流大会5回戦や、小山四段による三面指しの指導対局が行われ、将棋の楽しさに触れた。

 東日本大震災の被災地を中心に、将棋交流と地域活性化を図るプロジェクトの一環で宮城・多賀城将棋ラボ主催。本県では初開催で、小山四段は「将棋界が盛り上がればうれしいし、次世代の棋士も誕生してほしい」と願った。

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