インド洋で貨物船襲撃か イスラエル富豪関係と報道

 【カイロ共同】AP通信は25日、インド洋を航行していたマルタ船籍の貨物船が24日にイラン製無人機「シャヘド」によるとみられる自爆攻撃を受けたと報じた。米国防当局者の話としている。イスラエルの富豪が関わるシンガポールの会社が船を所有しているという。

 乗組員にけがはなかった。イスラエルの関係船舶を巡っては、イスラエルを敵視するイエメンの親イラン武装組織フーシ派が19日に紅海で日本郵船運航の貨物船を拿捕し、イスラエルへの攻撃継続を表明している。

 イランの影響下にあるレバノンの民兵組織ヒズボラの系列メディアは、攻撃があったのはイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止が始まる数時間前だったと伝えた。

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