ゴラッソ許したバルセロナ、難所バジェカスでラージョにドロー止まり【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

バルセロナは25日、ラ・リーガ第14節でラージョ・バジェカーノとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。

代表ウィーク前の前節、レヴァンドフスキのドブレーテでアラベスに逆転勝利した3位バルセロナ(勝ち点30)は、代表戦でガビがヒザのじん帯を断裂する大ケガを負った中、代わってF・デ・ヨングが負傷から復帰した。

10位ラージョ(勝ち点18)に対し、3トップにレヴァンドフスキ、ヤマル、フェラン・トーレスを配す[4-3-3]で臨んだバルセロナは、互角の攻防で立ち上がった中、10分にF・デ・ヨングのボールロストからウナイ・ロペスにボックス内から決定的なシュートを許してしまう。

ここはGKペーニャがセーブして凌ぐと、15分にペドリのコントロールシュートでオンターゲットを記録したバルセロナがポゼッションが上げていくと、29分にはヤマルがドリブルシュートでゴールに迫った。

しかしペースを掴みきれずにいた中、39分に失点。FKの流れからウナイ・ロペスに見事なロングダイレクトボレーでネットを揺らされた。

ゴラッソを許して追う展開となったバルセロナは迎えた後半、54分にフェラン・トーレスのヘディングシュートでゴールに迫った中、1分後にフェリックスとギュンドアンを投入。

直後にペドリのヘディングシュートで決定機を作ったバルセロナの攻勢が強まると、76分に途中出場のハフィーニャのミドルがポストに直撃した。

そして82分、ついに追いつく。イニゴ・マルティネスのフィードでボックス左に侵入したバルデのダイレクトでクロスを、レヴァンドフスキが頭で合わせにかかったところ、クリアにかかったルジューヌのオウンゴールを誘った。

しかし、8分の追加タイムが与えられた最終盤にかけては好機を作れず1-1でドロー止まり。難所バジェカスで勝ち点1を積み上げるに留まった。

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