音と光の催し、寒河江で点灯式 幻想的な空間楽しむ

フォトスポットも設けられている「やまがた音と光のファンタジア」=寒河江市・最上川ふるさと総合公園

 イルミネーションと音楽を組み合わせた冬の西村山のイベント「やまがた音と光のファンタジア」の点灯式が25日夕、メイン会場の寒河江市の最上川ふるさと総合公園で行われた。音楽に合わせて光が色とりどりに変化し、訪れた人たちは幻想的な空間を楽しんだ。

 西村山1市4町の首長らがスイッチを押すと、電飾が光りだした。高さ最大約10メートルのタワー5基などに施された発光ダイオード(LED)約7万2千個がともると、会場からは歓声が上がった。歌手・女優の中島美嘉さん、山形市出身のシンガー・ソングライター朝倉さやさんの楽曲に合わせ、青や赤、黄、緑などのきらびやかな光が初冬の夕闇を彩った。

 会場には10カ所のフォトスポットが設けられ、家族連れやカップルが写真に収まっていた。母親と訪れた河北町谷地中部小6年茨木奏世さん(11)は「光のグラデーションがきれい」と感激した様子だった。点灯は来年1月8日まで。

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