ミランのフランチェスコ・カマルダがセリエA史上最年少出場記録を更新 15歳260日で出場

写真:セリエA最年少出場記録を更新したカマルダ

ミランのFWフランチェスコ・カマルダがセリエA史上最年少出場記録を更新した。

現地時間11月25日、セリエA第13節ミラン vs フィオレンティーナの試合が行われた。試合は、前半のロスタイムにテオ・エルナンデスがPKを得ると、自らゴールの左側に蹴りこみ、PKを沈めた。その後得点は動かず、ミランは“ウノゼロ” で勝利。勝ち点を26に伸ばし、暫定で首位インテルとの差を5に縮めた。

さらにこの試合では、ミランFWのフランチェスコ・カマルダが83分にルカ・ヨヴィッチに代わり途中出場を果たし、15歳260日でセリエA史上最年少デビューを飾った。ミランはオリヴィエ・ジルーが出場停止、ラファエウ・レオンとノア・オカフォーをケガで欠いており、前線の台所事情が苦しい状態だった。

これまでは2021年5月21日のジェノア戦に出場した、ボローニャのウィズドム・アメイが15歳274日の記録を持っていた。ちなみにこれまでのミランの最年少出場記録は、現在パリ・サンジェルマンに所属するジャンルイジ・ドンナルンマで、16歳242日の記録だった。

今シーズン、カマルダはプリマヴェーラで13試合で7ゴールを決める活躍をしている。ミランのステファノ・ピオーリ監督はデビューを飾ったカマルダに対して、試合後のインタビューで以下のように語った。

「カマルダはいい選手で、よく働いている。我々は彼のフレッシュさを必要としていた。彼は若いがとても成熟している。彼がトップチームデビューを飾ったことをとてもうれしく思う。私は彼のおじいちゃんかもしれない…(笑)」

「彼には才能があり、精神的にも優れている。今日の経験は刺激的で勉強になったと思う。彼は謙虚で意欲的な態度で、これから一歩ずつ経験を積まなければならない。彼は聡明な少年なので、今日の試合で目標に到達したとは感じていないだろう」

© 株式会社SPOTV JAPAN