渡部善斗13位、リーベルが連勝 ノルディックスキーW杯

前半距離で力走する渡部善斗(手前)=ルカ(共同)

 【ルカ(フィンランド)共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)は26日、フィンランドのルカで行われ、複合男子で距離(10キロ)を先に実施するマススタート方式の個人第3戦は渡部善斗(北野建設)が日本勢トップの13位となった。前半で23位につけ、後半飛躍(ヒルサイズ=HS142メートル)で126.5メートルを飛び浮上した。

 ヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)が飛躍で153.5メートルを飛んで2連勝し、今季2勝目、通算59勝目を挙げた。山本涼太(長野日野自動車)は14位、渡部暁斗(北野建設)は23位、谷地宙(JAL)は28位、山本侑弥(早大)は36位。

 距離男子の20キロフリーで馬場直人(中野土建)は33位だった。ヤントマス・イエンセン(ノルウェー)が48分8秒9で優勝した。

後半飛躍を終えた渡部善斗。13位だった=ルカ(共同)

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