名古屋の元主将CB、丸山祐市が今季で契約満了に 「たくさんの良い思い出があります」

丸山祐市が名古屋グランパスを退団へ。[写真:©︎J.LEAGUE]

名古屋グランパスは27日、DF丸山祐市(34)の契約満了を発表した。

丸山は國學院久我山高校、明治大学でのプレーを挟み、2012年にFC東京でプロに。2014年をレンタル選手として湘南ベルマーレで過ごした後、2015年からFC東京に戻り、2016年に日本代表入りも経験した。

そうして2018年夏から名古屋に移籍し、2019年から2021年までキャプテンを歴任。大ケガもありながら、中心を張ったが、今季の明治安田生命J1リーグでは前年の25試合を下回る15試合(1ゴール)に出番を減らす。

今週末の最終節を前に今季限りでの退団が決まったベテランセンターバックはクラブの公式サイトでその旨を報告するとともに、感謝の言葉を送った。

「今シーズンをもちまして、名古屋グランパスを離れることになりました。最終節を前に発表の許可をいただいたクラブにはこの場を借りて感謝を伝えたいと思います。2018年の夏に加入して、今までグランパスの選手としてプレーできたことを心から感謝しています。ありがとうございました」

「ここ数年は、チームに貢献出来ず、悔しさと申し訳ない気持ちが強く残っています。豊田スタジアムで初めてグランパスの選手として試合をした日、キャプテンを任せられた3年間、クラブのJ1リーグホーム通算758ゴール目の記念ゴール等、たくさんの良い思い出があります」

「中でも2018年のパロマ瑞穂スタジアムでの最終戦で残留が決まった瞬間は決して忘れることのない思い出です。どんな時でも信じて共に戦ってくれたファミリーの皆さんからの応援が自分の心の支えになり、突き動かしてくれていたので感謝の気持ちでいっぱいです。5年半、本当にありがとうございました」

© 株式会社シーソーゲーム