4位に浮上したアストンヴィラのエメリ監督「私たちはトップ4の候補ではない」と謙虚な姿勢を示す

写真:チャンピオンズリーグ圏内の4位に浮上したアストンヴィラのエメリ監督

11月26日、プレミアリーグ第13節トッテナム vs アストンヴィラの一戦が行われた。

試合は、今シーズン初スタメンを掴んだジョバンニ・ロ・チェルソが強烈なシュートを決め、トッテナムが先制。対するアストンヴィラは、セットプレーからパウ・トーレス、後半にエースのオリー・ワトキンズがゴールを決めた。アストンヴィラは1-2で逆転勝利を飾り、UEFAチャンピオンズリーグ圏内の4位に浮上。トッテナムは3連敗と5位に転落した。

アストンヴィラのウナイ・エメリ監督がトッテナムとの上位対決を振り返った。イギリス『BBC』電子版が伝えている。

「素晴らしい試合だった。戦術的に異なったチームのぶつかり合いで、とてもタフな試合だった。両チームがチャンスを作っていた。私たちは効率的に攻撃をし、ゲームプランに一貫性を持たせるように努めた。VARで下されたオフサイド判定は非常に微妙だったと思う」

「最終的に、ポジショニングと動きに優れたチームに勝利することができた。たとえ組織化された守備でも、彼ら(トッテナム)を止めるのは非常に困難だった。選手たちは勝ち点3を目指して頑張ってきたので本当にうれしい」

トップ4に残る自信について問われたエメリ監督は「今のポジションを楽しみたい」と語り、謙虚な姿勢を示し以下のように続けた。

「トッテナムのようなチームに勝てば自信が持てる。シーズンは38試合あるので、勝ち点3を獲得できるチャンスを逃さず、好順位で終えれるように努力しなければならない。今こそいい位置にいるが、私たちはトップ4の候補ではないと思う。トップ4を狙うチームは7チームあると思うが、その時が来るまで今の位置を維持したい」

「毎試合同じように集中して、チームに対して要求を続けていきたい。もちろん、38試合の中でたくさんのことが起こる。楽しまなければならないが、考えることも同じくらい要求しなければならない。休暇も必要だが、木曜日のレギア・ワルシャワ戦、日曜日のボーンマス戦に向けて準備をを進める。私たちは試合を分析し、戦術も個人のプレーも改善する予定だ」

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