しょうゆベース肉用スパイス開発観光土産販売×醸造会社×精肉卸、3社が連携

林さん(右)らが開発した肉用スパイス=高岡市の山元醸造

 観光土産品の企画販売を行う「あいの風」(富山市)は27日までに、しょうゆをベースにした肉用スパイスを、みそ、しょうゆ製造販売の山元醸造(高岡市)、精肉卸業「天狗乃肉林本店」(同)と共同開発した。

 肉用スパイス「オニクノスパイス テングマックス」は、山元醸造の丸大豆しょうゆの粉末をベースに、黒こしょうやニンニク、唐辛子など数種類のスパイスを加えたのが特徴。肉のうまみを引き出す万能スパイスとなっている。

 天狗乃肉林本店の林成興社長が、同社で販売する高岡のブランド牛「越中万葉牛」に合うスパイス開発を山元醸造に相談し、あいの風とともに昨春から開発を進めてきた。

 林さんは、肉料理だけではなくさまざまな料理に使えるとし、「地元企業で作ったご当地スパイスを展開していきたい」と話した。

  ●道の駅などで販売

 スパイスは山元醸造のホームページや天狗乃肉林本店、道の駅万葉の里高岡、磯はなびで販売する。

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