「日本一の大だるま」が復活 広島・三原の神明市 4年ぶりに開催へ

広島県三原市は28日、備後路に春の訪れを告げるだるま市「三原神明市」(三原神明市協賛会主催)を来年2月9日から3日間の日程で行われることを発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大で中止が続いていましたが、2020年以来、4年ぶりの開催となります。

祭りは、室町末期から始まり、人出によって、その年の豊凶が考えられたと言われています。三原駅周辺の東西約1・2キロの市道が歩行者天国になり、「日本一の大だるま」とされる高さ3・9メートルの巨大だるまを祭りのシンボルとして設置するほか、だるまや植木など露店が約500店並びます。

コロナ禍前の2020年に行われた祭りでは約39万7000人の来場があったと言います。

三原神明市協賛会の市場敬三事務局長は「シンボルの大だるまを久しぶりに大勢の人み見てもらい、その年の1年が良い年になってもらえれば」と話しています。

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