インドネシアの国鉄クレタ・アピ・インドネシア(KAI)は28日、人材育成分野でのJR東日本との協力を2024年末まで延長することで覚書を締結したと発表した。KAIは協力を通じて、特に鉄道設備の保守に関わる技術を向上させたい考え。
KAI、子会社でジャカルタ首都圏の通勤電車を運行するクレタ・コミューター・インドネシア(KCI)、JR東日本の3社が27日、覚書を締結した。
協力分野には◇人材教育とトレーニング◇専門人材の交流◇公共交通機関を基盤とする都市開発(TOD)◇情報交換——などが含まれる。
KAIのディディック社長は、高度な技術を持つ人材を育成して安全に鉄道を運行することで、より多くの市民に鉄道を利用してもらえるようになると期待を示した。