北海道の日本海側は夕方にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒が必要だ。また、北日本はあす（木）にかけて大雪となる所があるため、積雪による交通への影響や着雪に注意が必要となる。全国的に12月2日（土）ごろにかけては、気温の低い状態が続く見通し。

しばらく寒い地域多い

　きょう（水）午後も北日本を中心に、強い冬型の気圧配置が続く見込み。北海道の日本海側は雪を伴った西寄りの風が非常に強く吹くため、夕方にかけて猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒が必要だ。また、あす（木）にかけて断続的に雪が強まる予想で、大雪に対しても注意が必要となる。北陸の平野部は雨の所が多いが、大気の状態が非常に不安定となるため、あす（木）にかけても落雷や突風、降ひょうに注意が必要だ。

　12月1日（金）も寒気の影響で、日本海側は雪や雨の所が多い見込み。晴れる太平洋側もこれまでより気温が上がりにくく、冬らしい空気感となりそうだ。2日（土）日中は少し気温が上がってくるが、朝晩は冷え込みが続くので注意したい。なお、来週前半にかけては日本海側でも寒さが緩んで、今度は気温が平年より高くなる地域が多い見込み。5日（火）ごろは暖気が流れ込む影響で、太平洋側で雨脚が強まる可能性がある。

（気象予報士・高橋和也）