牛津小の教室に足を運ぶと、子どもたちは「待っていたよ!」とあふれる笑顔で温かく迎えてくれます。そして目を輝かせてお話を聞いてくれます。子どもたちは本の中で未知の世界と出合い、冒険をします。
時には胸がドキドキするような気持ちや、涙がこぼれる悲しさ、胸躍る冒険さえも本の中でできるのです。本は心の栄養になり、生きる力を育ててくれます。「子どもたちのこれからの人生での中で、本の言葉が力になることを信じています」と同小マミーブック代表の森永幸枝さん。本との出合いで生きていく力を育むことを願い、活動しています。
教室で読み聞かせをするときは、メンバーも楽しみながら読むことを心がけているそうです。楽しんで読むことで、子どもたちも本の世界をわくわく楽しんでくれると考えているからです。
森永さんは「目を輝かせ聞いてくれる子どもたちから私たちも元気をもらっています。これからも楽しく活動していきたいと思います」と話します。
(地域リポーター・半田幸子=小城市)