「国際ゴールド取引のため暗号資産入金を」有名投資家かたる人物から、500万円詐取被害

滋賀県警大津署

 滋賀県警大津署は29日、大津市の男性(61)が有名投資家をかたる人物に投資話を持ちかけられ、現金約500万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。

 同署によると、男性は9月15日ごろ、SNS(交流サイト)に掲載された投資セミナーの広告にアクセスし、LINE(ライン)を通じて有名投資家らを名乗る人物から「国際ゴールド取引をするためには暗号資産を入金する必要がある」などと持ちかけられた。指定された口座に入金したところ利益が振り込まれたことから、約1カ月間で3回にわたり現金を振り込んだという。

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