リヴァプールに痛手。アリソン、ジョタが戦線離脱へ、LASKリンツ戦前日記者会見でクロップ監督が負傷離脱認める

写真:リヴァプールを率いて9シーズン目となるクロップ監督 ©Getty Images

ブラジル代表GKアリソン、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョタは数週間の離脱を余儀なくされることになりそうだ。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。

現地時間11月30日開催のUEFAヨーロッパリーグ、LASKリンツ戦の前日会見に登場したリヴァプールのユルゲン・クロップ監督は両選手の状態について以下のようにコメントしている。

「2人とも離脱確定だ。アリソンの場合はそこまで重症ではないが、明日や週末に復帰することはない。もしかすると翌週での復帰も難しいだろうが、それ以降はプレーできる状態になっているはずだよ。ジョタに関しては少し長引くだろう。我々も正確な復帰時期については分からないが、少しばかり深刻なものだ」

アリソンの復帰時期がクロップ監督の言葉通りだと仮定すると、12月17日に行われるマンチェスター・ユナイテッド戦での復帰が現実的だと考えられ、その間に行われる5試合はセカンドキーパーで、近年カップ戦での出番が中心となっているクイーヴィン・ケレハーが務めることになりそうだ。

前線に関しては現状、ジョタ以外目立った負傷者はおらずアリソン離脱ほどのダメージではないと考えられる。しかし、出場停止となったブライトン戦、ヨーロッパリーグ開幕節のLASKリンツ戦の2試合を除き今季全試合でプレーし、サイドと中央でプレー可能なジョタ離脱はクロップ監督の悩みの種の一つとなることは間違いないだろう。

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