【中国】天津伊勢丹が来年4月閉店、30年の歴史に幕[商業]

三越伊勢丹ホールディングスは29日、天津市和平区で運営する商業施設「天津伊勢丹」を2024年4月14日に閉店すると発表した。賃貸契約の終了とともに30年の歴史に幕を下ろす。

同社は「賃貸借契約が満了のタイミングで、契約内容や収益性、地域ごとのコンディションを加味し慎重に検討した結果、今回の決断に至った」と説明した。

天津伊勢丹は1993年12月に中国本土2カ所目の伊勢丹として開業した。同社が現在天津で展開する3カ所の商業施設の中では最古参。

三越伊勢丹ホールディングスが現在中国本土で運営する商業施設は、天津市と上海市で計4店。

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